学生の時よりも社会に出てからのほうが勉強の必要性をヒシヒシと感じます
学校では習わなかった知識がたくさん必要になるもんね
なので、こないだ大型書店でビジネス書を何冊か買い込んできたのですが…
それは感心だね
でもなかなか読み進められなくて…
学生時代と違ってゆっくり読書の時間をとるのも難しいか
そもそも長時間活字読むのが苦手なんですよね…
あ、そっちね 笑
いや、実は僕も同じだよ
もともと目があまり良くないので活字を追うのがきつくて
僕も最近は老眼で活字がシンドイ
歳とったわ…
目が疲れると内容も頭に入ってこないんですよね
目だけじゃなく肩もこるし案外大変だよね
だから僕はこのところ「聞く読書」してるよ
あ、テレビでCMやってた「オーディブル」ってやつですね
そうそう、それ
CM見て気にはなってはいましたが…
普通の読書と比べてどんな感じなんでしょうか?
控えめに言っても”メリットしかない”ってのが個人的な感想かな
え、そうなんですか?
だったら早く教えてくださいよ 笑
実は僕も今年から始めたんで
まだオーディブル歴4カ月程度なんだよ
なんだ、案外最近じゃないですか
でも4カ月で50冊は読んだ…いや聴いたよ
え、すご…
もっと詳しく教えてください!
1、オーディブルとは
一言でいえば”本の読み聞かせ配信”
オーディブルは簡単に言うと本を読み聞かせてくれるサービスです。
市販の書籍をプロが朗読し、音声データとして配信されています。
分野に偏りはありますがビジネス書はかなり充実しており、小説なども多数あります。
月額1500円で12万冊が聞き放題 ※無料期間あり
月額1500円のサブスク。一部「聞き放題対象外」の有料作品もあります。
聴き放題対象作品だけで12万冊(洋書なども含む)と、他のオーディオブックサービスと比較しても圧倒的な量が提供されています。
また通常は30日間の無料期間があり、時期により2か月や3カ月の無料キャンペーンも頻繁に行われてます。
ダウンロード再生ができる
ストリーミング・ダウンロード再生ともに対応しているため、自宅Wi-Fiでダウンロードしておけば外ではデータ通信を発生させずに利用できます。
スマホキャリアのデータ通信費をかけず、また通信できない環境下でも利用できます。
自分にあったスピードで聴ける
オーディブルにはスピード調整機能があり、0.5~3.5倍速の範囲で再生スピードが変更ができます。
これは本を聴くためには必須の機能です。
通常の読書では自分で読むスピードを無意識的に調節できますが、音声では最適なスピードを設定する必要があるからです。
活字を読むスピードが人によって違うように、聞き取りしやすいスピードも人によって違います。
また集中して聴ける時、ながら聴きの時、それぞれ状況によって適したスピードが違います。
実際にやってみた実感として、遅すぎても早すぎても気持ちよく”読書”できません。
なお、たいていの作品は元がかなりゆっくりと朗読されているので、1.5倍速で普通の会話くらいののスピードに感じる作品が多いようです。(作品により朗読スピードが違いますが)
僕は運転中などの”ながら聴き”では1.7倍
集中して聴ける時なら2.0倍にしてます
2、通常の読書と比較してのメリット
メリット1:読書時間が各段に増える
社会人は”読書をするための時間がなかなかとれない”という人が多いです。
これまで読書をするために必要な条件として
- 手が空いている(なにかを持ったり手作業をしていない)
- 目が空いている(他に視点を向ける必要がない)
- 身体が揺れずに固定ができる
- 明るい場所にいる・照明がある
と、意外と制約が多いことが分かるでしょうか。
これらを”制約”と意識することすらなかったのではないでしょうか。読書とは「そういうもの」だからです。
ところが読書を行うために上記の制約のすべてが取り払われたとしたらどうでしょうか?
- 掃除・洗濯、洗い物などの家事の時間
- 車の運転中
- 通勤や通学の徒歩移動中
- ジョギングや筋トレ・ストレッチなどの運動中
これらすべてが読書時間として充てることが可能になり、読書そのものが圧倒的に容易になります。
メリット2:目や身体への負担が少ない
視力が弱い人や老眼などで小さい文字を読むのがつらいという人は案外多いですが、オーディブルでは目を一切使わないためその負担から完全に解放されます。
また通常。読書では下を見下ろした状態で姿勢を固定しなくてはならないので、肩こりの原因になります。
就寝前の寝床で本を読む習慣がある人は、多くの場合は小さな照明で文字を追うため目の負担が大きく、横になった態勢で本を固定するため首や腕に負担がかかりますが、オーディブルでは目を閉じてそのまま聞いていれば良いので、目や身体の負担が大幅に軽減されます。
またタイマー機能で1分単位または章の終わりまででオフにできるので、寝オチしてる間に本が最後まで終わってしまう心配もありません。
メリット3:コスパがとても高い
月額1500円という価格を高いと思うか安いと思うかは人それぞれだと思いますが、月平均1冊以上の書籍を購入している人にとってはまず損はないでしょう。
そしてオーディブルだとこれまで読書習慣がなく年に何冊も本を読まなかったような人でも高確率で多読家になりますので、もし自己投資を考えているならその費用対効果はかなり高いものになることが期待できます。
聞き放題対象作品で十分すぎるほどのラインナップがあるため、お金を気にせずに少しでも気になるタイトルがあればどんどんライブラリに追加して片っ端から聴くことができますが、同じことを実際に書籍(電子書籍も含め)を購入して実現した場合は一体いくらお金がかかることでしょうか。
実際に自分に合うか合わないかは無料期間(通常30日間・時期によって2~3カ月キャンペーン有)で試してみても良いでしょう。
良いことづくめじゃないですか
オーディブルを実際にやった実感として生活にいろいろな良い変化が起こったよ
良い変化ですか
是非聞きたいですね
3、オーディブルを始める前と後で変わったこと
変化1:読書苦手→多読家 へと変貌
これまで何度も読書に挑戦しようと本を購入しては、途中から読みきらずに本棚の肥になる…という方は多いのではないでしょうか。
筆者も1冊の本を最後まで読み切るのは年に数冊で、たいていは真ん中ちょっと過ぎたくらいでくじけてしまうことが多かったです。
それがオーディブルを始めてから4カ月程度で50冊以上の本を完読しています。職業がら車や電車で長時間移動することが多いのですが、その移動時間がまるっと読書時間になったためです。
先述した3つのメリット”時間” ”身体” ”お金”の負担軽減を同時にクリアしたからこそ、多読できる環境が一気に整ったのだと思います。
変化2:朝の覚醒感が強くなった
朝の通勤時にオーディブルを1.7~2.0倍速で聴くのが日課になったのですが、あきらかに以前とくらべて午前中にスッキリと目がさえるようになった実感があります。
調べてみると、倍速で言語を聴くことによる速聴効果というものがあるらしく前頭葉が刺激され脳の機能が活発になるという研究報告されているとのこと。
つまり倍速でオーディブルを聴くと頭が良くなるのだそうです。
本を聴くことで知識が増える+脳活性効果で、生活がより向上していくことが期待できます。
変化3:車運転中のイライラがほぼ無くなった
これは副作用のようなものだと思いますが、車移動中はほぼずっとオーディブルを聴いているため、渋滞に遭遇したり先行車がノロノロ運転していても、まったくイライラすることがなくなり、急ぎの用時がない限りはむしろ渋滞しているほうが好都合だと思う時さえあります。
渋滞時のほうがオーディブルの内容に集中しやすいからです。
ちなみに高速道路の運転中も同様に集中しやすいです。
おそらく高速道路や渋滞の運転では、操作や運転判断が比較的少ないためだと思います。
逆に市街地や狭い道路など、操作や判断が多くなる場面ではオーディブルの内容が聞き流しになりがちです。
これはむしろ良い面なのですが、必要な時に意識を離すことが容易であるおかげで運転が疎かになることがありません。カーラジオでトーク番組を聴いていて事故する人がいないのと同じで、オーディブルは運転中に活用していても安全だと言えます。
余談ですが家事中の”ながら聴き”の場合でも、無心になれる食器洗いや洗濯物のを干し作業の時は内容に集中できて、料理の時は集中しにくいです。
多分、運転中にせよ家事にせよ、オーディブルでながら聴きするためには意識にある程度余裕が必要なのだと思います。
ただし運転中にイヤホンで聴いていると、走行中の環境音や他車のクラクションなどを聞き漏らして危険なケースも考えられるので、イヤホンではなく車載ステレオ機器にBluetooth等で接続するか、イヤーカフ型イヤホンを使用するなど、環境音もしっかり聞こえるようにしておきましょう。
ひとつだけ疑問があるのですが…
目で文字を読むのと、耳で聴くのとで内容の理解度に差はないんでしょうか?
”読む”と”聴く”で理解度の差はないという研究報告もあるようなのでそこは心配いらないと思う
まあ活字で読んだからよく覚えてるかと言われたらそうでもないですが、後から見かえすことが出来るのは活字の利点だと思います
たしかに活字と音声、それぞれの活用方法に違いはあると思うよ
それぞれの利点を把握してうまく活用するのが大事ってことですね
そのとおり
活字と音声の使い分け方はまた別の機会に
是非またお願いします!
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